
自己PRもガクチカと同様にエントリーシート、面接で聞かれる典型的な質問です。
この記事では、自己PRとは何か、どうやって作れば良いのか、
面接ではどう答えれば良いのか、説明していきたいと思います。

自己PRとは?
自己PRとは自分の長所と同じだと考えてもらえれば大丈夫です。
ガツガツと自分の長所をアピールするのは
傲慢で恥ずかしいと感じるかもしれません。
友人や母が横から「この子は○○で良い子なんです。」と言ってくれれば楽ですが、
面接ではそんなことは絶対にありません。
自分の口で言わなければ相手には分かりません。
欲張りましょう、がめつくアピールしましょう。

自己PRの作り方
自己分析をやりましたか?
もしもやっていなかったらそこから始めましょう。
そして、自己分析を行った人は、
その過程で自分の特徴が見つかったと思います。
では、よく言われるリーダーシップ、協調性、粘り強さ、といったような
単純なキーワードで表せる特徴を
自己PRのトップに置けばよいのでしょうか?
それでは絶対にいけません。

では聞きます。あなたにとって
「リーダーシップ」「協調性」「粘り強さ」とはなんですか?
答えは人それぞれことなると思います。
面接官が思う答えとあなたの答えが違った場合、
全く相手に理解してもらえないかもしれません。
粘り強さという単語を例に考えて見ましょう。
恐ろしくきつい練習に耐えられる、
自分が立てた計画を日々実行して目標を達成できる、
集団内で意見の対立が起きた時どちらかの意見に傾倒せず、
双方の意見を聞いて合意できる範囲を広げられるように
コツコツ行動できる、これらはどれも違うことですが、
粘り強さと表せるでしょう。
このように、違った行動を単純なキーワードでまとめてしまうと、
自分らしさが伝わりません。
単純なキーワードからもう一つ発展させ、
自分らしい長所を見つけるようにしましょう。
面接での聞かれ方
「自己PRをお願いします。」
「あなたの長所を教えてください。」
「自分のここだけはだれにも負けない、と思う部分を教えてください。」
「あなたを一言で表わすとなんですか?」といった質問で聞かれます。

それに対しては、しっかりと考えた自分らしい長所、
それを裏付けるエピソードで答えれば良いです。
しかし、それだけを準備していたら完璧という訳ではありません。
その後にくる深掘り質問まで準備できて完璧でしょう。
以下が深掘り質問の例になります。
・その長所はどうやって身につけたの?
・他に長所が発揮された経験はある?
・その長所を入社後にどうやって活かす?
・ガクチカのエピソードではどこで活かされた?
・その長所は周りからどう評価されてる?
などです。
これらに答えるには自己分析が大切だと分かるでしょう。
ガクチカと自己PRの関係性とは?
ガクチカと自己PRはどういった関係性にあるのでしょうか。
そしてみなさんもよく悩むこととして、
それぞれエピソードは変えたほうがいいのか、ということです。
以下で私の考えを紹介していきます。
ガクチカとは自己PRの一環であると考えています。
面接は自分を知ってもらう時間であり、
その全てが自己アピールである事は間違いないでしょう。
その中で、ガクチカではリーダーシップを、
自己PRではサポート力をアピールしていては、
その人の本当の姿は見えてくるでしょうか?
私は面接のゴールとして、
「自分=○○」というメモを面接官にとってもらう、
ということを意識していました。
そのため、ガクチカと自己PRには一貫性を持たせる必要があるでしょう。
そして、エピソードはぜひ変えるべきです。
自分で強みというのですから、何度も発揮されていてなんぼでしょう。
何度もその強みで成果をだしていてなんぼでしょう。
それを自分からひけらかすのではなく、
相手が聞いてくれているのです。
違うエピソードを紹介するのが最適解ではないでしょうか。
最後に
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
みなさんは自己アピールが得意ですか?
私は非常に苦手です。謙虚さが美徳だと信じて生きてきました。
だからこそ、
就職活動の面接では自己PRにもっとも苦労していた記憶があります。
自分で言わないと相手には知ってもらえない、
その上、面接官は新卒採用で何千人の学生に会っています。
そんな中で少しでも印象に残りたい、
内定が欲しい、そう思ったときに自分が取った行動は1つでした。
自信満々に自分はすごいと伝える。
みなさんも恥ずかしがらずに
やってみることをおすすめします。
